5日目、アレッポでのんびり

ホテルで アレッポ城 スークへ キリスト教徒地区へ 晩ご飯+@

ホテルで

朝、眠りから覚めたはいいものの、だるくて動けず。
動きっぱなしで疲れがたまっているらしい。
私はホテルで待機、相方は念願の床屋へ行く。

なんとなく元気になった10時ごろ、上の階へ行ってみる。
店番なのか、男の子が1人いる。
パソコン数台・カフェ風のテーブル・ソファと、布で仕切られた向こう側にはドミトリー。
ここでみんな雑魚寝するらしい。

ソファのところに置いてあったパンフレット数種を何となく見ていると、
男の子が話しかけてきた。
彼は昨日からここでバイトを始めた大学生19歳。
今は経済学を勉強していて、将来はアブダビでトレーダーをやりたいらしい。
やっぱアブダビがアラモードなのね。

英語が通じるので私もいろいろ質問してみる。
Q.「大学生っぽい女の子をたくさん見たけど、あの子たち、卒業したら何するの?」
A.「家にいる、家事をする」・・・
彼曰く、女性が働くのは家の中、もしくは農場ぐらいなものなんだそうだ。
じゃ、なんで大学に行くんだろう。

そんな話をしていると、さっぱりした相方が帰って来た。
せっかくなので、青年にお茶を頼む。1杯35SP。良心的ではないか。
お茶を飲んで、出かける。

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アレッポ城

昨日頼んだ写真を受け取り、肉屋へ行ってみるも、閉まってる。
夕方で直すことにし、アレッポ城へ向かう。

歩いてみるとわりと遠い。20分?30分くらいで到着。
アレッポ城

しかし、橋を渡ってみると・・・お休み。
今日は火曜ってことをすっかり忘れておった!!!
行きたかった考古学博物館も、休み。あぁぁ・・・
仕方ないので、城のまわりをぐるっと回ってみる。

堀の修復中。大小さまざまな石を、ワイヤーのかごみたいなもので固定している。
どうやらすべて手作業。
堀修復中

ハマム(アラブ風呂)発見。1回くらいは行ってみたいけど。。
ハマム

この辺りの伝統的な家の造り。2階のでっぱったところは、
昔の女性は外出できなかったので、ここから外を見ていたのだそう。
日本の平安時代みたいなものか。それにしても不自由だ。
古い家

いつの間にか小路に入る。こんな街中に、なぜか羊が!!
羊

小腹が減り、スタンドでファラフェルのサンドウィッチを食べる。二つで30SP。
ありえないほど安い。そしておいしい。

食べながら歩いていると、なぜかゴミ集積所へ。。臭い。
まったく気にせず歩き続ける相方に殺意を感じる。

スークへ向かっているはずなのに、気配まったくなし。
疲れてキレる。ホテルでポストカードを書くことに。
しかし、こういうときに限って土産物屋が見つからない。

怒ったせいで体力を使い果たし、歩く気力もなくなる。
おっさん達がゲームをしているカフェでお茶を飲み、
郵便局でうす汚れたポストカードを買ってホテルへ戻る。
そして、寝てしまうzzz。。。

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スークへ

目が覚めたら14h30。元気になったので、出かける。

肉屋のアフムッドさんに写真を渡す。えらい喜んでくれた。
今回もまたタバコとコーヒーをごちそうになってしまう。

スークの近く。きれいなござを売ってる店。地元を思い出す。
ござ屋

スークに入る。布屋でおみやげ用に頭に巻く布を買う。
スーク

スークの小路を抜けた広場がキャラバン・サライ、昔の隊商宿。
出入口の装飾も凝ってる。
キャラバン・サライ出入口

この広場で、砂漠を旅してきた商人とラクダたちを想像してみる。
いつの間にか日が暮れかかっておる。
キャラバン・サライ

スークを出て、アレッポ石鹸購入。
通り沿いに何軒も並んでる店の一番安いところに狙いを定めて行ってみたら、
それは「床掃除用」だった・・・
店のお兄さんが、石鹸を包丁で真ん中で割って、香りをかがせてくれる。

石鹸屋

高いと思ってた書いてある値段は、キロあたりの値段だった。
普通のオリーブ石鹸2キロと、やさしい香りのハチミツ入り石鹸1個(写真左下の紙に包まれてるやつ)を購入。

☆後日談。ハチミツ入り石鹸はさっぱりしつつ潤いも残して、素晴らしい。
もちろんキロ売りの石鹸に比べれば高めだけど、それでも大した金額ではなく
一つしか買ってこなかったことを非常に後悔。
泡の香りは無香料の香り。この香りが気にならない人には絶対!!おすすめのおみやげです。

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キリスト教徒地区へ

ホテルに荷物を置いて、キリスト教地区へ向かう。
途中、店がたくさんあるエリアできれいなモスク発見。
きれいなモスク

シリアでは、やたらとビートルを見かける。はやってるのか?
ビートル

こんな洋服も売ってる。黒い布の下は、みんなこんなの着てるのかな。
ドレス屋

キリスト教徒地区到着。何教会だったっけ。
教会

細い路地を歩く。道端に赤い郵便ポストがあった。
路地

シリア教会。教会のおじさんが、フランス語で説明してくれる。
シリア教会

質素な教会だけど、こまやかな装飾がきれい。
教会権力をあんまり感じさせない、いい教会です。
装飾

祭壇は、この地域でしかとれなかったというイエローストーンでできてる。
壁には、ものすごい数の手・足・頭や子供などの形をした銀細工が飾ってある。
昔、ここの司祭のナントカさんはお医者さんでもあって、
病気治癒を願う信者が置いていったものなんだって。
教会内部

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晩ご飯+@

今夜こそ、鳥が食べたい相方。しかしひたすら歩くも見つからない。。
無意味に歩き回ろうとする相方にまた切れ、ホテルに戻って教えてもらう。

が、ホテルのお兄さんが教えてくれた店は閉まってる。。
やってるとこ教えてくれよ、なぁ。

でも、その近くでローストチキンの回ってるレスト発見。
チキン1/2とホモス、サラダ、フリット+コーラ2本で350SP。 昨日の半額ではないか。
チキン

食べ過ぎて苦しくなったので、腹ごなしに散歩。
相方は、小さいソフトクリームみたいの(20SP)を食べてた。味は微妙ー。

ホテルに戻ってポストカードを書いて、寝る。

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